現代栄養学を基にした各種栄養素(タンパク質、各種ビタミン、ミネラル)は全く足りていません。僕もなかなかこのことに気づかず、一般的な健康的な食事がニキビ効果的だと思っていました。
病気と栄養について様々な書籍や文献を読みました。多くの人が、様々な理由でまるで足りてない、栄養素が足りないことで様々なニキビや他の皮膚病や病気なども含めて様々な体調不良が起こっている一因になっていることが分かりました。
一般的な健康的な食事や、肌に良い栄養素がたくさん含まれている食品、その辺のドラッグストアで売ってるサプリ程度では、ニキビを治すのにはまるで足りません。
なぜ、栄養学で定める量では栄養素が足りないのか?
現代栄養学の定める必要量は、年齢、性別、体質、吸収力の個人差、栄養が使われる優先順位の個人差、置かれている環境(ストレスや体を酷使してるなど)というものを無視しています。
しいていえば、年齢や性別で量を分けている程度です(それでも全然少なすぎます)
ストレスが多い人や吸収力が弱い人、ある項目に対して栄養が使われる優先順位が低い人は、一般的な栄養学で適切と言われている量の何十倍も必要なケースもあります。
人間以外の哺乳類は体内でビタミンCを作れる動物が多いですが、風邪を引いたり体調不良になると体内で通常時の何十倍ものビタミンCを作ることが実験結果で分かっています。
ビタミンCは免疫力を上げたり、抗酸化作用、悪い菌をやっつけたりなど様々な役割があります。
現代栄養学で言われているような量しか取らないと、人によっては足りなくて体調不良になり、体調不良になれば余計に足りなくなりますから慢性化したり様々な病気になったりします。
ニキビも同様です。ニキビができている状態も体調不良ですから健康な時よりもたくさんの栄養素が必要になります。
栄養学で必要量のビタミンCの量では足りないのに、多少多く摂ったとしても強いストレス状態や体を酷使しすぎて過労状態の人だと、そこから回復するために全部使われてしまうので肌まで回ってこなくなってしまいます。動物の研究では風邪を引いた時に普段の数十倍ものビタミンCを作っていたそうですから。
栄養が使われる優先順位の個人差というのは、カスケード理論と呼ばれています。
例えばビタミン C は体の中でたくさんの役割に使われますが、人によってどの役割を優先に優先して使うかが違っているという理論です。だから同じ量を摂っていても、人によって健康だったり、別の人はある部位が悪くなったり、別の人は別の部位が悪くなるといったことになります。
ビタミンCで肌を修復するという優先順位が低い人が少量しか取らないと、別のことに優先して使われてしまい、大量に摂らないと肌までビタミンCが回ってこなくなってしまうのです。
栄養素の吸収力にも個人差がありますので、吸収力が弱い人はたくさん摂る必要があります。
幸いなことに、タンパク質などの栄養素やビタミンやミネラルは、一部の脂溶性のビタミンを除き多くは必要容量よりも大量に取る分は全く体に支障がありません。
そこであらかじめ栄養学で必要とされている量の何倍も何十倍も取っておくことで、個人差を凌駕することができます。
肌に対する栄養素が使われる優先順位が低い人でも、たくさんとっておけば肌まで栄養素がまわってくるということになります。様々な栄養素をたっぷり使って肌を修復していくことができます。
一般的な健康的な食事、その栄養素が多く含まれている食品、その辺のドラックストアに売っているようなサプリでは全く足りません。
ニキビやニキビ跡の人はどんな栄養素が足りていないのか、どんな栄養素をどうやって大量に取ったら良いのかは別の記事で詳しく解説しています。
重要
このページに最初に来た人は、このサイトの趣旨である、ニキビの根本原因である脳の状態を改善しておくこともおすすめします。
脳から「ニキビを出しなさい」という指令が出されたままだと、栄養素を十分に摂っても脳が司令を出して体が受け付けなかったり、ニキビを治すことに対してあまり使わなくなってしまうのでなかなか治りにくくなってしまいます。
栄養、治療、スキンケアといった表面上のことだけではなく、トップページと、脳・メンタル的原因と解消法を読んで、脳から間違ってたされてしまっている「ニキビを作りなさい」という命令を解除しておく必要があります。